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スタジオディーン×クレッセント

~積極的に新しい制作ツールを導入する先進性に応えるクレッセントの製品群~

ジャンルを問わず発注されるフレキシビリティ溢れる老舗アニメ制作会社 〜株式会社スタジオディーン〜


日本が世界に誇るコンテンツの一つ、アニメーション(以下アニメ)。その誇れる理由はアニメ制作会社の技術の質の高さでもある。1975年サンライズにいた長谷川洋氏が独立し、当時の人気アニメ「勇者ライディーン」から名付けたというスタジオディーンもその質の高い技術を提供するアニメ制作会社の一つだ。同社の特長は、通常アニメ制作というものはその制作会社が得意とするジャンル(例えば美少女もの、メカもの、子供向け、大人向けなど)にクライアントからの発注が偏る傾向があるのだが、その偏りがなく様々なジャンルで仕事を受けられるフレキシビリティと、設立35年という老舗でありながら良いと思われる制作ツールなら貪欲にその運用にチャレンジしていく積極的な先進性だ。「昔のアニメは“みんなで見る”というものが多かったのですが、今のアニメはジャンルが細分化されています。例えば昔は女の子は思春期くらいになるとアニメを見なくなったものですが今の女の子は高校生でもアニメを見るようになってきてます。昔から潜在的なニーズはあったとは思うのですがそのニーズに合う作品がなかったんですね。アニメ関連商材についても今は男性より女性の方が消費する時代なんです」「これまでも購入してから使わなくなってしまったソフトが多くそれがもったいなくて嫌だったんです。今はどんどんテストさせてもらって使えると判断したらすぐに購入しています」と同社のデジタルルーム統括の宮本逸雄氏は語ってくれた。「なのでテストさせて頂ける販売会社さんとでしかお付き合いできないですね。クレッセントさんは快くテストさせていただけるしご提案も頂ける」という言葉の通り同社とクレッセントは既に10年以上のお付き合いとなっている。

 

  

取材にご協力いただいたスタジオディーンの皆さん。

写真左から、濱村敏郎氏、樋本悠貴氏、渡邊清乃氏、今垣佳奈氏、栗林裕紀氏、宮本逸雄氏。

 

Massive:操作性が良く、今後使うシーンも増大


現在NHKのBSで放送中のサッカーアニメ「GIANT KILLING」。4月4日から放送スタートし全26話の同作品だ。「サッカーの監督が主人公のいわゆる“スポーツもの”なのですがサポーターも主人公として描いているんです。もう一つの主人公としてのサポーターに映像的なリアリティがなければならないので、サポーターを見せるシーンではMassiveを使用しています。サポーターのシーンは重要なシーンでもありますので、その(Massiveによる)表現力に助かっています。作画だったらとても無理でしたので」(同社3D 濱村敏郎氏)。「アニメは見せたいシーンは“足し算する”が基本。こうした群衆をリアルに描くシーンでは今後も使用頻度が高まると思います」(宮本氏)。

 

▼NHK-BSにて放送中のアニメ「GIANT KILLING」

においても作中、Massiveが使用されている。

 

 

©ツジトモ・綱本将也・講談社/NHK・総合ビジョン

 

3Delight:テレビシリーズで使用しているのは稀有

劇場版などで使用するのはあるが、アニメのテレビシリーズでRenderMan互換レンダリングアプリケーションの3Delightをトゥーン調で、かつ、アウトライン処理をし、“普通に”使用しているのはかなり稀有だという。それだけ高い技術を通常の仕事でも惜しみなくつぎ込む同社のチャレンジスピリッツはクライアントにも高く評価されている。

 

Vicon:テレビアニメのエンディングのダンスシーンで初めてモーションキャプチャーを使用


2008年に同社が手掛けた「今日からマ王!サード」というアニメテレビシリーズで、今や当たり前のようにエンディングのダンスシーンで使われているモーションキャプチャーを初めて導入したという。「踊るエンディングを作りたかったんです。それでVicon導入していきなり演者の方々にダンスしてもらってそれをモーションキャプチャーしてしまったんです」(宮本氏)。こうしたエピソードにも同社の先進性がうかがわれる。

 

BlueFish:安定感とコストパフォーマンスで導入


先進的という特徴どおり、同社では2003年に当時アニメ業界でも少なかったHDCAMをいち早く導入。その編集ツールとして同時期にBlueFishも導入した。導入の際にはもちろん、Avid、CineWaveなども検討したが前者はコスト面、後者はMacベースの不安感から購入対象から外れたという。

 

CityEngine:劇場版アニメ制作にテスト運用


2010年1月23日に全国ロードショーされた「劇場版Fate/stay night」。2004年に登場して以来、多くのメディアで人気を博している「Fate/stay night」の中でも、最も激しい戦いが繰り広げられるルート「UNLIMITED BLADE WORKS」を完全新作映画化したものだが、この作品中街並みのシーンの一部でCityEngineがテスト運用された。

 

 

株式会社 スタジオディーン

東京都武蔵野市吉祥寺南町4丁目4番13号

http://www.deen.co.jp/

 

 

 

● この記事、会社情報は2010年6月の取材構成を基に構成されています。その後変更となっている場合もございますのでご了承下さい。

● 記載された会社および製品名は、各社の登録商標または商標です。