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立命館大学×クレッセント

~映画、ゲーム、WEBといった映像コンテンツを総合的にプロデュースできる人材を育成~

大島登志一教授(中央)、深沢伸行教授(右)、映像学部4回生の菊谷康太さん(左)

 

リアルとバーチャル、二つのスキルを獲得できる、日本初の映像学部〜立命館大学映像学部〜


映像コンテンツ制作を学ぶ、というと一昔前までは教える側の講師がリアルタイムで現場に携わっていないケースが多かったことと、カテゴリーとして映像制作実習コースやCG制作コースなど別々に学ぶことが多く、“総合的に”映像制作を捉える場が少なかったことが往々にしてあった。立命館大学映像学部は4年前に創設。プログラミング(CG、ゲーム)、バーチャルリアリティなどの仮想映像技術、そして撮影、照明、音響、編集などのリアルな映像制作技術の今や映像制作技術の両輪が学べるのが最大の特長だ。PCベースの映像制作と実写の映像制作、その両輪の前者、大島登志一教授と後者、深沢伸行教授に話を聞いた。

 
 

「私は映画を仕事として関わったことはなくてバーチャルリアリティ(以下VR=VirtualReality)などのインタラクティブ映像技術が専門なんです。更に詳しく申し上げると私の研究テーマの一つはミクストリアリティ(以下MR=MixedReality:複合現実感)。最近、世間的にはAR(=AugmentedReality:拡張現実感)の方が通りが良いようですが、そちらはモバイル的な意味合いが強く、あえて複合現実感と言っているのは、もっと実写に近い形でCGが重なることをリアルタイムで作りましょうということなんです。応用分野の一つとしてあげられるのがVFX映画。これは例えば最後にコンポジットして初めてこういう絵になるんだ、というのがわかっていたものが撮影の段階からリアルタイムにイメージを共有できる技術でもあるんです。映画のためにも使える技術ということで私からは映画制作の先生方にラブコールを投げているんです(笑)(大島教授)。

大島教授がこうしたテクノロジー指向の科目を受け持つ一方で、実習、演習として実際の撮影技術を主に照明、音響、編集などを担当するのが深沢伸行教授だ。深沢教授は現役バリバリのカメラマン。二足の草鞋を履く。2004年劇場公開の三池崇史監督作品「IZO」、1999年公開の大森一樹監督作品「明るくなるまでこの恋を」などで撮影を担当、またテレビ朝日系列の「暴れん坊将軍」や「おみやさん」などで撮影技術として、映画やテレビドラマで実際に仕事として携わっており、映像学部の学生にとってはその“活きた”ノウハウを教えてもらえるというのは計り知れないメリットだろう。「(立命館大学映像学部で教鞭をとるようになるまで)私は、バーチャルの世界は本などの知識としてしか知らなかったんです。それが大島先生が言われるように実際の撮影技術でもそのバーチャル技術を深く理解した上でリアルな撮影技術においても演出面が多彩になることを知り刺激を受けたましたね」(深沢教授)。

総合的な映像制作が学べる立命館大学映像学部、創設からともに学んできた4回生では既にかなりのスキルが蓄積されているようだ。「Maya(オートデスク社によるハイエンド3次元コンピュータグラフィックスソフトウェア)も使えるし、撮影もできるし編集もできる。全体のクオリティをあげるためにはどうすれば良いかを感覚で身につけているんじゃないかと思います。大学時代に自分がこういう研究をしていたからといって、その研究に合った会社に就職できることというのは滅多にあることではないですよね。しかし映像と言うのはどの分野に行っても通用するものだと思うんです。映像が“作品”として認識したうえでその技術が使えるということ。技術は(作品の中で)どういう使われ方をしているのか、またその技術の長所・短所、またその技術が重宝されているところはどこなのかををきちんと認識して活用することを修得したうえで社会に出ていってほしいと思っています」(大島教授)。

 

 ▲VICON。機材の取扱いから学ぶ。


立命館大学映像学部では、モーションキャプチャーシステムViconの導入を手始めにその後インタラクティブ3DCGオーサリングツールVirtoolsを導入。技術をいかに使うかというのが映像学部のコンセプト。クリエータがプログラムしやすいソフトウェアを探していて最適だと判断したのがVirtoolsだったという。更に“より高度な映像制作を実現するためにHD制作用としてBluFish、撮影表現の幅を広げる意義からクレーン技術も導入している。

 

 

▼立命館大学 映像学部事務室

電話:075-465-1990(直通)

〒603-8577 京都市北区等持院北町56番地の1