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太陽企画×クレッセント

~ARで新たなビジネスを模索~

 

今回取材にご協力いただいた太陽企画の皆さん

 

テレビCMはもちろん、企業プロモーションのプロデュース、博展映像、キャラクタービジネスまで多角的に展開


1968年の創業以来、CM制作会社としての実績を積み上げてきた太陽企画。同社ではこれに甘んじることなく企業の博展映像やプロモーション企画、キャラクタービジネスなど新規事業に積極的に取り組んできた。事業拡大を着実に進め、2004年には新社屋を新橋に竣工、撮影スタジオ、ビデオ編集室、CGルームなどを集結させた。岡田会長、杉崎社長、取締役会、経営委員会の下、主に営業セクションであるプロデュース第一から第三本部、コンテンツ開発やキャラクタービジネスを含むアドヴァンスドコミュニケーション本部、CGセクションやEDITセクションを束ねるテクニカルディレクション本部、プランニングディレクション本部、クリエイティブコーディネート本部、総務管理部の8本部と経理部で組織されている。社員数200名超で年商約64億円。今回の取材では同社のコンテンツクリエイションの一翼を担うテクニカルディレクション本部の方々(取締役執行役員副本部長 勝田正仁氏、CGデザインルーム長 高橋剛氏、エグゼクティブプロデューサー 小林暁男氏、CGデザインルームCGデザイナー 黒川徳明氏、CGデザインルームチーフCGエンジニア 萩原正暢氏)にお話を伺った。

 

▲ビルロボ(AR)の絵コンテ

 

出会いはシーグラフ


同社とクレッセント取扱製品との最初の出会いは7年前のシーグラフ。当時実写とCGとのマッチムーブのソフトウェアをシーグラフで探していた高橋氏はBoujouを見つけた。その後同社ではバージョンが変わるごとに導入し活用している。「半自動なのがいいですね。CMの仕事では重宝しています。他のソフトも試したことはありますが使いやすさが比べ物になりませんでした」(高橋氏)。まずBoujouにほれ込み、その日本での販売代理店がクレッセントだったわけだが「クレッセントさんで独自のマニュアルがあったので最初から使いやすかったですね。また操作でわからないことがあるとすぐに対応してくれたり手伝ってくれたりするうちに自分たちでできるようになってきました」(高橋氏)

その後Massive、3Delightも導入。「3年前にCMで群衆を表現する仕事を請けました。Massiveのことは知っていましたのですぐに導入しました。しかし納期までの期間が短く、更に専門的なソフトですので、最初はお付き合いのあるMassiveを使えるクリエイターにご協力をお願いしたりしておりましたが徐々に自社で使えるようになってきました」(高橋氏)。

 

営業の“種”としてのAR バーチャルリアリティ


(VR)と対をなす概念AR(AugmentedReality=拡張現実)。太陽企画では早くからその可能性に着目し、R&Dを行ってきた。「今やCGは当社にとってCM制作に使うというだけではなくなってきています。これまでハイエンドのCGは数多く手がけノウハウも蓄積してきましたが、さらにそれをAR化して、博展映像やデジタルサイネージ、インタラクティブコンテンツなどに利用していく際にいかにクオリティを落とさずに利用できるかといった観点も研究テーマの一つです」(勝田氏)。また、研究だけでなくARをビジネスとして受注し、ある企業が出展したビッグサイトやパシフィコのイベントでもその企業の開発コンセプトや製品のCGをAR化して好評を博した。

 

▲本社ビルの受付横では、ARのデモ映像が体験できる。

 

太陽企画本社ビル受付横ではARのデモコンテンツを体験できるようになっている。ビルがロボット化するこのコンテンツはARのテストを兼ねたOJTとして制作されたという。「このようなデモコンテンツと実際に仕事として制作した実績の二つがあると、こういうこともできますよと広告会社に営業の“種”として提案しやすいんです。新しい技術がありますよだけではだめで、その技術を使えばどんな事が出来るかを具体的にイメージしてもらえるようにすることが大事だと思います。ARとの組み合わせでこれまでのCGの領域を広げていきたいですね」と語るのは小林氏だ。 もちろん同社のARを実現させたツールがVirtoolsである。「学びながら使っています。テンプレートがありますのでプログラミングを知らない人でもある程度手がけやすいのはいいですね。使っているうちにこんなこともできないかなど欲が出てきていつもクレッセントさんに相談に乗ってもらってます」(萩原氏)「ポリゴンの数にしても制限がないのでデザイナーとしては表現領域が広がったのが嬉しいです。また質感も格段に良くなりました」(黒川氏)。

 

太陽企画のARデモコンテンツ「自社ビルロボ参上!」 のムービー

 

 

太陽企画株式会社

〈代表〉TEL.03-3436-3251/FAX.03-3431-4571

 

本社ビル

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http://www.taiyokikaku.com/

 

 

取材協力:株式会社クレッセント

● この記事、会社情報は2010年8月の取材構成を基に構成されています。その後変更となっている場合もございますのでご了承下さい。

● 記載された会社および製品名は、各社の登録商標または商標です。