Skip to Content

ステレオ3D映像制作におけるBlackmagic Design製品の運用事例

パナソニック映像×Blackmagic Design

スタジオ内全ての編集室が3D対応に


パナソニック映像では、2009年にノンリニア編集システムの1室を3D対応にリニューアルしてから順調に3D制作におこなっている。現在ではスタジオ内の全ての編集室(4部屋)が3D対応となった。また、音響に関してサラウンドで仕上げる3Dコンテンツが多く、MAスタジオは7.1/5.1ch対応している。そして、全ての部屋には3D VIERAが常設されている。Blackmagic DesignのHD Link Proもそういった3D制作の現場ではかかせないものになっているという。以下はスタジオ技術グループ、グループマネージャーの入倉 謙二氏と、大阪制作第一グループの喜多 英司氏のコメント。

入倉氏「HD LinkはSDIとHDMIの変換でモニターに出力するために使用しています。弊社では5.1chサラウンドの素材が多いので、原板のプレビュー用にクライアントモニターに音を送るときにSDIでLINEを引いて、最終的に5.1chで音を出力します。音声のLINEも引いてくると、大変なので、このHD Link Proはまさにベストですね。HD Link Pro 3Dの方は、side by sideまたは、フレームパッキングで出力して各スタジオの3D VIERAで確認するために使っています。side by sideで出力するだけでも、一般的なコンバーターはすごく高くなるんですが、Blackmagic Designの製品は安くていいものですので、非常にありがたいです。」  

2010年の12月には、パナソニックが出展している数多くの展示会での使用をメインに考え、40式のHD Link Pro 3Dを導入した。

 

 

大阪制作第一グループの喜多 英司氏(写真左)
スタジオ技術グループ グループマネージャーの入倉 謙二氏(写真右)

 

喜多氏「今回のCESは、9ソース75画面と今までで最大規模のマルチ画面での展示や新商品などの数多くの3D展示がありました。そのために40式のHD Link Pro 3Dをラスベガスまで持って行きました。ここまで数が多くなると、かさばる機材だと運ぶだけでも一苦労ですが、HD Link は手軽なサイズなので持ち運びもしやすいですね。60iのフレームパッキング方式や高画質化への画質向上など、実際に現場で使用している我々からのフィードバックにも積極的に応えていただきました。結果、ファームウェアも改良され画質もかなり良くなっています。他社製品と比べても、値段と画質両方の面で優れています。展示会以外でも、撮影時や、パナソニック内部での検証実験のときにも使います。展示会用の映像を制作するときは、当社の編集室4チェーン使っても納期に間に合わないくらいですので、HD Linkを他社のポスプロさんに持ち込み編集の指示を出していますね。」

 

 

HD Linkの他にも、同社ではBlackmagic Design製品を活用している。そのひとつがStudio Vidoehubだ。

 

入倉氏「ノンリニア編集室で各モニターやシステムの入出力の切り替え用に、3台使用しています。ステレオ3D対応の編集室になったので、LRの映像を切り替えることも多くなりました。そこで一番操作しやすそうでお手頃だな、と思ったのがこのStudio Videohubだったんです。それまでは他社製のルーティングスイッチャーを使っていましたが、正直設定がやりづらかったんです。そこでまず、Studio Videohubを一式だけ導入してみたら、現場から使いやすいと好評で他の編集室にも導入しました。」