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DaVinci Resolveでグレーディング業務を強化

インターセプターが3D対応HDノンリニア編集室に新たに導入

Blackmagic Design は株式会社インターセプターがノンリニアカラーコレクションシステム、DaVinci Resolve for Mac を導入したことを発表した。

同社は、ミュージックビデオやVP 等、各種コンテンツの企画からフィニッシングまで、制作およびポストプロダクション業務のワンストップサービスを展開している。

Final Cut Studio をベースとした、3D対応HD ノンリニア編集室に新たに導入したDaVinciResolve は、今年1 月中旬より本格稼働を開始している。現在は映画作品のグレーディングを中心に、よりクリエイティブなルック作りを提供している。これまで同編集室ではApple Color と、コントロールパネルEuphonix MC Color の組み合わせでカラーコレクションサービスを提供してきた。新たにDaVinci Resolve を加えた理由を、スタジオ事業を統括する映像制作部長の田巻源太氏は以下のようにコメント。

「もともと映画やPV のカラコレをさせていただいていて、オンラインで編集してからグレーディング、というワークフローなのですが、やっぱり音声がないと雰囲気がつかめないと言う監督さんが多いです。DaVinci Resolve は音声も一緒に再生できるので、それだけでも導入の大きな決め手でした。リアルタイム性も優れています。とりあえず一度見たい、というクライアントさんは多いので、その度にレンダリングしていると、その待ち時間も相当なものになります。その点、Resolve はコマ落ちすることもなくスムーズに再生できるので、かなり作業効率が上がります。それに何と言ってもブランド力は昔からありますから。去年のNAB での発表で、今まで使いたくても使えなかったDaVinci が10 万円を切る値段になって、リリースを聞いてすぐに問合せしていました (笑) また、編集室は3D 編集対応になっておりますので、グレーディングの他に視差調整もできるという点も魅力でした。」

 

映像制作部長の田巻源太氏

 

同社はDaVinci Resolve を使用し、すでにいくつかの映画作品も仕上げており、後藤利弘監督の「雪の中のしろうさぎ」、池田千尋監督の「とんねるらんでぶー」は3 月18 日より開催された沖縄国際映画祭に出品された。また、3 月22 日開催の経済産業省主催のCoFesta PAO で、渡辺裕子監督による短編映画「ライフライン」が上映された。また「SR サイタマノラッパー」シリーズで数々の映画賞を受賞した入江悠監督による「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」もこの4 月より公開された。

 

4 月上旬に公開予定の「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」

© 2011 「劇場版 神聖かまってちゃん」製作委員会

 

「最近は、作品によっては予算の問題もあり、カメラマンが自らPV などの作品をApple Color でカラコレするということも聞きます。とはいえ皆さん苦労されているそうで、弊社でグレーディングすると、できることも広がるので『やっぱりDaVinci いいね』と非常に喜ばれています。」(田巻氏)