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ブラックマジックデザイン、 DaVinci Resolve 8.1 をリリース

Blackmagic Design はこのほどパワフルな新機能を搭載したソフトウェアアップデートの DaVinci Resolve 8.1が現在出荷中であると発表した。今回のアップデートは、DaVinci Resolveを既存ユーザーすべてに無償で提供され、 Blackmagic Designウェブサイトからダウンロードが可能だ。

最新のResolve 8.1 ソフトウェアには、 Apple Final Cut Pro Xでの XML ラウンドトリップ、レイヤーノード・コンポジットエフェクト、ACES カラースペースサポート、 Avid Media Composer™ とのラウンドトリップ用のAvidAAF の互換、 Final Cut Pro 7 でのサイズおよびポジションのサポート、グレーディングのコピーコマンド、アップグレードしたEDL機能、 サンダーボルト対応のUltraStudio 3D サポート、そして2011 年版MacBook Pro 15”との互換といった魅力的な機能が搭載されている。

今回のアップデートで、DaVinci Resolve は Final Cut Pro X のタイムラインを 最新のFinal Cut Pro rich XML ファイルフォーマットでインポート/エクスポートできる。Final Cut Pro Xを使用している場合、ユーザーはFinal Cut Pro X およびDaVinci Resolve間でプロジェクトの行き来ができる、タイムラインのラウンドトリップが可能だ。マルチレイヤータイムラインにはディゾルブやスピードの設定も保持されている。 DaVinci Resolve は Final Cut Pro X のrich XML を使って、オリジナルの撮影フッテージとリンクさせる。また、DaVinci Resolve は Final Cut Pro Xのプロジェクトのメディアマネージメントをサポートしており、Resolveでのコンフォームがより使いやすくなる。

DaVinci Resolve は、高解像度、高ビット深度ファイルのグレーディングをサポートしている。そのため、Final Cut Proでの編集をエクスポートし、Resolveの高品質な環境でフィニッシングができるのだ。その他にも、 DaVinci Resolve 8.1 を RED、ARRI、CinemaDNG、 DNxHD のような超高解像度のRAWファイルの管理に利用したり、グレーディングし Final Cut Pro XのProResファイルや非圧縮メディアとしてレンダリングすることも可能だ。
Resolve 8.1ソフトウェアには、 レイヤーノード・コンポジットエフェクトが新たに搭載される。これにより、カラリストは、add、subtract、difference、multiply、screen、overlay、darker、lightenなどの効果をつけることができ、よりクリエイティブなグレーディングが可能となる。この機能で、カラリストは、複雑かつ精密なグレーディングを妥協することなく実行できる。

ハイエンドの映画業界に対応するため、DaVinci ResolveはACESカラースペースのサポートを追加した。ACESならびにIIFは、映画芸術科学アカデミー(AMPAS)の技術委員会により推進されている、新規のカラースペース、ファイルフォーマットだ。ユニバーサルな画像変換/処理のオープンフォーマットを提供するための規格である。ACES、IIFファイルフォーマットは、様々なIDT(input device transform)/ODT(output device transform)だけではなく、3DシェイパーLUT(1Dおよび3DLUTがひとつになったもの)などに完全に対応している。DaVinci Resolve 8.1では、カラリストは同フォーマットでシームレスに作業が可能だ。無償のDaVinci Resolve LiteもACESカラースペースに対応しているため、新規参入のビデオグラファーでも、ハリウッドの最新テクノロジーを体験できる。

また、Avid Media Composerユーザーのために、DaVinci Resolve 8.1は、ResolveとAvid Media Composer間でのラウンドトリップが可能な、Avid AAFインポート/エクスポートのサポート機能を追加した。この最新のAAFサポートでは、ディップ・トゥ・カラー、ボーダー付きのエッジおよびセンターワイプ、 時計および ブラインドワイプ、さらにクロス、楕円、ダイヤモンド、アイリスワイプ、オーバーレイコンポジットなど数多くのエフェクトが含まれる。また、パン、ティルト、ズーム、回転 (PTZR) データを含むAvidのサイジングにもサポートしている。

Final Cut Pro 7とのラウンドトリップでも、さらにサポートが追加され、クリップごとにイメージサイジングのデータを選択してインポートすることが可能となった。すべてのクリップ、あるいは選択したクリップのサイジングデータやポジションデータをインポートし、超高品質のDaVinci Resolveイメージ・リサイジング・エンジンを使い、レンダリングできる。

編集作業のカット/コピー/ペースト操作、ダイナミクスなどのノードのメタデータがDaVinci Resolve 8.1に追加されたことで、タイムライン上のクリップの編集やノード間でのグレーディングのコピーが、より簡単になり、著しく高速化した。またDaVinci Resolve 8.1は、メディアオフライン状態のクリップをEDLでエクスポートしたり、新しいEDLのトラックへのインポートなど、新しいコンフォーム機能を追加した。この機能により、長尺モノのプロジェク トで、メディアオフラインのクリップを見つけたり差し替えたりすることが容易になる。また同機能はVFXショットの変更にも非常に役立つ。また、今回のアップデートは、新しいグレーディング状況の表示機能、『ホバリングノード(hover over node)』が搭載された。ノード内で変更したグレーディング状況をリスト表示し、さらにスピーディにResolveを使用可能だ。

DaVinci Resolve 8.1は、ハードウェア面のサポートも強化され、Apple Mac Book Pro 15”(1680×1050ディスプレイ)や、Thunderboltベースのコンピューターに対応した新しいUltraStudiio 3Dと完全な互換性を持っている。UltraStudio 3Dのサポートにより、ビデオモニタリングや、Thunderboltテクノロジー対応の最新のiMac/Mac Book Proコンピューターからのデッキ入出力が可能となる。