Skip to Content

ジェイケイディーコレクティブ×クレッセント

サウンド、ヴィジュアル、そしてテクノロジーの各分野で、世界的に活躍するアーティスト集団 / 制作チームがJKD Collective(ジェイケイディー・コレクティブ)」。クレッセントでは2003年、前身のW+K Tokyo Lab立ち上げ時から技術協力を続けている。そのJKD Collectiveを束ねているのが、プロデューサーでもあり、代表取締役を務めているブルース池田氏だ。2012年7月12日、東京・渋谷WWWにおいてJKD Collective Launch Party「VIDEO MUSIC」を成功させたばかりの池田氏をクレッセント本社にお招きし、話を伺った。

JKD Collectiveとは?

池田氏:世界の革新的なクリエイターのために、東京発のフレッシュで上質なサウンドを提供することをミッションに立ち上げられたオーディオ+ヴィジュアルのアーティスト集団、制作チームです。(立ち上げのきっかけは)私が元々ワイデン+ケネディというユニークなカルチャーを持ったクリエイティブ・エージェンシーで12年ほど在籍する中で、W+K Tokyo Labという音楽・映像レーベルを2003年に立ち上げたんです。当時、日本のミュージックシーンから素晴らしいアーティストがたくさん出てきていたので、その流れをキャッチしつつ、日本のミュージシャンの作品に強いヴィジュアルを絡めて世界に発信していこうということで始まりました。今回のJKD Collectiveは、そのW+K Tokyo Labの一種のスピンオフ・プロジェクトになります。

 
写真提供 : JKD Collective Inc.

クレッセントとの出会いのきっかけは?

池田氏:W+K Tokyo Labの立ち上げ時に、最高にフレッシュで他で体験できないライブイベントをやろうという構想がありました。映像と音楽をからめて少し尖った面白いことをやるにはどうしたらいいかとIMAGICAさんと相談していたらクレッセントさんの名前が出て、技術協力をお願いすることになりました。それ以降も一年に一~二回程度、不定期で「VIDEO MUSIC」というイベントを行ってきました。クレッセントさんには立ち上げ時とレーベルの5周年の節目の時、そして今年と技術協力をお願いしました。テクノロジーサイドでクリエイティブなことがわかるクレッセントさんの存在は非常に大きいですね。

 

具体的にどのような技術協力なんですか?

池田氏:モーションキャプチャーでアーティストとキャラクターの動きを同期させることをベースに、プロジェクション・マッピングや、デジタルライブペインティングを含めたコラボレーションをさせて頂きました。通常の音楽イベントでは、まず体験することのできないライブショウは、オーディエンスだけでなく、アーティスト達にとっても非常にフレッシュな経験になったようです。

 

その時々の最先端の技術とアーティストとの融合ですが、生まれてくる表現の過程として、どちらが先になるんですか?

池田氏:ケースバイケースですが、ほぼ同時ですね。例えば、今回のデジタルライブペインティングについては、渋谷忠臣、マハロという音楽シーンではよく知られたヴィジュアルアーティストから、イベントの現場で何か新しいことにトライしたいという希望を日頃から聞いていました。今回、クレッセントさんにお声掛けした際、モーションキャプチャーを使った3Dライブペインティングの話が出た時には、まさに“これだ”という感じでしたね。

 

今回のイベントのビジネス的な意義とは?

池田氏:主な目的は、JKD Collectiveと、関連アーティストのショーケースです。招待した方々は音楽・映像関係者、クリエイティブ・エージェンシー、クライアント(企業)でブランドを担当されている方々などです。今回は全部で約400名の方々にお越し頂き、そのうち約半分はオーディオ・ビジュアル表現に関心のある一般の方々です。今後は、アンダーグラウンドのアーティストたちを引き連れて、一般企業のブランディング、コミュニケーションのフィールドに切り込んでいければと思っています。マーケティングの世界では、アンダーグラウンドのアーティストに発注すること自体にリスクがあって、コントロールが難しく企画倒れになることも少なくないんですね。JKDが目指すのは、様々なタイプのブランディング・エキスパート達と、アーティストとのダイレクトなパイプラインになること。マーケティングにおけるニーズと、アーティスティックな表現のバランスをうまくとりながら、企業やブランド、オーディエンスが求めている質の高いコミュニケーションを生み出すことに貢献すること。そこに我々の役割があると思っています。

 
写真提供 : JKD Collective Inc.

今後の抱負について

池田氏:テクノロジーを使ったクリエイティブ表現のエリアで、とにかく一歩先のものを世に出していきたいですね。最先端テクノロジーを使った「これができるからすごいでしょ?」みたいなギミック表現で完結する時代はもう終わっていると思います。2003年、W+K Tokyo Labの立ち上げ時は、世の中全体がデジタルな方向に向かっていたので、クラブイベントでモーションキャプチャーを使うこと自体が革新的で、ものすごい反響でした。しかし今ではデジタルテクノロジーをショーケースするだけでなく、それを使ってどう一歩先に踏み込むかが問われている。より人間的で、ある種のソウルを感じさせるクリエイティブ表現、理屈ではなく感動を与えるものが求められていると思うんです。今後も引き続き、音楽、映像、テクノロジーをミックスしたライブイベントを定期的にやっていきたいと思っています。また海外、特にアジアには、日本のクリエイティブに対する欲求、あこがれがかなりあるように感じていますので、将来的には、イベントをパッケージ化して海外に持っていきたいですね。

 

● 問い合わせ先 : 株式会社クレッセント 〒130-0021 東京都墨田区緑3-2-12 TEL.03-5638-1818 FAX.03-5638-1819
● この記事、会社情報は2012年8月の取材構成を基に構成されています。その後変更となっている場合もございますのでご了承下さい。 ● 記載された会社および製品名は、各社の登録商標または商標です。