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テトラ×クレッセント


谷口充大氏(写真中央)、プロデューサーの原田英聡氏(写真右)、CGディレクターの出口耕平氏(写真左)

若きトロイカ体制でCG業界を牽引する新進気鋭集団

不景気と言われ続けて久しいが、その中でも右肩上がりに成長を続けている会社もある。株式会社テトラもそんな会社の一つ。同社の就職希望者向け案内パンフレットには以下のような文言が書かれている。
“株式会社テトラは多彩な表現をハイクオリティに表現するCGスタジオです。映画、テレビCM、ミュージックビデオ、ゲームムービー、パチンコ液晶の映像等、ジャンルを超えて数多くのCG映像に携わってきました。また、実写合成作品からフルCG映像まで作風を問わず経験してきた技術を持って、さらに高い望みを目指して邁進していきます。2012年は拡張に伴う移転と実写撮影とモーションキャプチャーの撮影が行える撮影スタジオの併設を行う事でよりワンストップで撮影から納品まで対応可能な環境作りに励んでいます。将来の目標を大型劇場作品の制作とし、現在はその為のパイプラインとワークフローの確立、スタッフの育成に力を注いでいます”、とある。2007年8月に設立して以来約5年間、確実に業績を伸ばし、”ヒト、モノ、カネ”も充実してきている。設立当初は創業メンバー4人でスタート(社名のテトラ=正四面体の由来はここから来ている)し、毎年5名ほど社員を増やして現在は25名体制になっている。専門学校の同級生である3人が同社のキーマンとして会社を引っ張っている。その同社のキーマンお三方、社長の谷口充大氏(写真中央)、プロデューサーの原田英聡氏(写真右)、CGディレクターの出口耕平氏(写真左)にお話を伺った。現在、同社ではこの3人以外にも数多くの同級生や卒業生が一緒に作品を制作している。一度はそれぞれの会社で学んできた技術を一同に集結させ、10年以上に及ぶ友人としての付き合いと共により高いクオリティを生み出す為、日々成長を続けている。

 

クレッセントとの出会い〜VICON導入の経緯
「昨年の2月から会社の方針としてモーションキャプチャーシステムの導入を検討していたんです。ちょうどその頃クレッセントさんが営業に来られて、まさに”渡りに舟”というタイミングでした。その時期は私自身モーションキャプチャの仕事が立て込んできてて様々なモーションキャプチャシステムを見てきていたのですが、やっぱりViconっていいなぁと気づいたところに営業に来て頂いてなんというタイミングだろうと」(谷口氏)。
そのViconがいいなぁと思ったこととは何だったのだろうか?「もちろん導入コストだけで言えばもっと安いシステムはあります。弊社はスタジオの新設もかねて現在の場所に引っ越してきたのですが、このスタジオでモーションキャプチャーのお仕事をお請けするだけでなくモーションキャプチャスタジオ自体のレンタル事業と言うことも視野に入れておりました。やはりそうなりますと多少初期投資してでも、光学式のハイエンドなシステムのViconなら回収してくれるだろうと。安物買いの銭失いは避けたかったし、Viconなら拡張性や使い方も見えていましたし」(谷口氏)。 システムとしての高い評価と同社の事業戦略上の欠かせないツールとしてViconが選ばれたようだ。現在ではその当初の目的通り、社内での使用とお客様への貸し出しとで運用しているという。設備周り、各製品の導入、予算管理などまさにプロデューサーの原田氏は入社時点で既にViconに決定していたために他のシステムとの具体的な差異は把握していないが、他社で使われているViconの運用は知っていたという。
「同じ機材でも運用の仕方でかなりの差が出るんだなぁという認識はありました。きちんとワークフローで運用を考えるかどうかで差が出るシステムだと思います」(原田氏)。
オペレーション周り、機材使用に関してのツールの開発などを担当するディレクターの出口氏は「私は(Vicon以外の)他のシステムを実際に使用したことがあるのですがその時はやはりデータのロストのしかたとかデータ管理ソフトの不備などで撮影時に様々なトラブルが発生したんです。そうことが今回BLADEを使用してみて一切なく安心感、データのきれいさなどがずばぬけて良いと思います」と語ってくれた。

 

マルチユース設計のスタジオ
エレベータを出てひときわ目を引く同社のロゴデザインが施された壁の右が応接、打ち合わせ室、中央が事務所、左側がスタジオとなっている。この新設されたスタジオはモーションキャプチャスタジオだけでなく、200インチの昇降式のスクリーンも設置されており、試写室として、また撮影スタジオとしても機能するように設計されている。 「どうしてもスタジオ運営一つだけでやってしまうとリスクも高いし維持費もそこまでかけられなくなってしまいます」(谷口氏)。
モーションキャプチャスタジオを作りたかったのではなく多目的に使えるスペース、スタジオを作りたかったという。その谷口社長のもくろみ通りに多目的に使われているそうだ。

 

テトラの今後の目標
就職希望者向け案内パンフレットにも書かれていた大型劇場作品の制作も同社の目標の一つだ。「オリジナルキャラクター、オリジナルコンテンツを自分たちで発信していく組織を作っていくというのが当面の目標です。これが提案型だとすれば、受注型の事業としては撮影から納品まで一貫してお請けできるという社内体制、システム構築を進めていきたいですね。純粋に自分たちで作ったモノにトータルで責任を負いたいんです。例えばポスプロに勝手に色を変えられたとか、プリプロの会社が勝手にモデル作ってきた上に当社が作業すると、そういうやり方をするとどうしてもトータルでの力が身につかないし、作家性がつぶされてしまう。なのでウチは全部できますよ、なるべく全部振ってくださいねというスタンスでお仕事を頂くようにしていくというのが目標としてはありますね。確かに全責任を負うと言うことはそれなりのリスクを負うことになりますがやりがいはあるじゃないですか。そのやりがい=モチベーションがなくなったらウチの会社は終わりだと思ってます。設立当時は部分的なお仕事が多かったのでそこからの脱却、自分たちでトータルにコーディネートできる。そういう会社でありたいと思っています」(谷口氏)。

 

株式会社テトラ
〒170-0013 東京都豊島区東池袋2-13-14  マルヤス機械ビル3F
TEL.03-6907-1444 /FAX.03-6907-1445
http://tetra-inc.com/

 

● 問い合わせ先 : 株式会社クレッセント 〒130-0021 東京都墨田区緑3-2-12 TEL.03-5638-1818 FAX.03-5638-1819
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