Skip to Content

セガ×クレッセント

~モーションキャプチャーシステムの黎明期からの先駆者的ユーザー~

本誌の読者にはもはや会社の説明は不要だろう。ゲーム業界の老舗中の老舗であり、数々のヒット作を生み出しているセガ。今やゲームやアニメ、CGなどで不可欠な制作ワークフローの一つとなっているモーションキャプチャーシステムだが、同社とモーションキャプチャーシステムとのつきあいは驚くほど長い。今年2月に改装、移設して、より広く使い勝手の良くなった同社のモーションキャプチャースタジオにお尋ねして、モーションキャプチャーの専門部隊であるモーションキャプチャーセクションの岩田岳雄セクションマネージャー、野田仁氏、齋藤勝夫氏、北川哲氏に話を聞いた。


左から齋藤氏、野田氏、岩田氏、北川氏

■システムは「バーチャファイター」から、専用スタジオは「シェンムー」から

 

-そもそも御社がモーションキャプチャーシステムを導入されたのはいつ頃で、どんな作品からなんですか?

1994年に発売された3DCG格闘ゲーム「バーチャファイター」からです。おそらくゲーム業界では最も早く(モーションキャプチャーシステムを)導入したんじゃないでしょうか。その後ドリームキャストをプラットフォームにした1999年発売の「シェンムー」制作時に本格的に専用のモーションキャプチャースタジオを設置したんです。その時は今よりももっと狭く、場所も違ったのですが。この頃はまだモーションキャプチャーシステムとは言ってもそれならこれ、というようなデファクトスタンダードなものが確立されてなかったので、当社としましても光学式や磁気式など様々なシステムを併用したり試行錯誤しながら使ってました。

-そうした試行錯誤の末に、「Vicon」に辿り着いた、という?

ここのスタジオの前のスタジオの時に試したのが最初ですね。作品としては、龍が如くシリーズの外伝的作品の「龍が如く 見参!」(2008年3月6日発売)からViconでの制作を行いました。この時期(2008年)には、モーションキャプチャーシステムもViconともう一社のシステムの二つがデファクトスタンダードのようになっていたのですが、徐々に業界的にはViconが優勢になってきた、つまりViconを導入する会社が増えてきたんですね。そうしたマーケット的な要因に伴って、Viconから取り込んだデータを外部とやりとりをする時に統一した方が効率的になってきたというワークフローの要因もありました。また機能面でもViconのカメラが100万画素から400万画素のものに切り替わる時期でもありました。この頃他社のシステムも併用していた理由というのが、リアルタイムプレビューという機能がViconより少し優れていたんですが、我々ユーザーの要望をきちんと受け入れてくれたようでViconもこの機能を強化してきたんです。社内的には、こうしたマーケット要因、ワークフローの効率化、機能面の強化と総合的に判断し、Viconで最終的に統一しようということになりました。

 

■大きさ、クオリティ共に国内最大級の新スタジオ

 

-広さの他に、前のスタジオとの変更点を教えて下さい。

前のスタジオではViconのカメラはMX4が54台だったんですが、今回の移設、改装にあたってT160を74台と入れ替えました。カメラが増えるとデータの精度も高まりますし、データ処理の負荷も減るし、データの欠損リスクも減る。データ処理における人的負担も減るといいことづくしですが後はコストとの兼ね合いと言うことですね。スタジオが拡充してくると社内の様々なセクションから体のキャプチャーだけでなく、細かい指の動きを撮りたいとかセットのデータを撮りたいとか以前に比べるとキャプチャーするデータの情報量がとても増えてきてますね。

-この新しいスタジオを使って生まれるコンテンツにはどのようなものがありますか?

まずはこの7月に稼働するデジタルトレーディングカードゲーム「CODE OF JOKER(コード・オブ・ジョーカー)」ですね。それとシリーズ初のマルチプラットフォーム作品となる「サカつく プロサッカークラブをつくろう!」、それに初音ミクシリーズの最新作など。
2月に新スタジオが稼働して以来、ほぼ毎日撮影をしており稼働率100%に近い状態です。


●初音ミク Project mirai2/2013年11月28日 発売予定/©SEGA
©Crypton Future Media, INC. www.piapro.net/デザイン協力 : ねんどろいど
記載の商品名および社名は各社の登録商標です。

●さかつく/2013年10月10日 発売予定
©SEGA LICENSED BY J.LEAGUE Stats Stadium The use of images and names of the football
players in this game is under license from FIFPro Commercial Enterprises BV. FIFPro is a
registered trademark of FIFPro Commercial Enterprises BV.

●コードオブジョーカー/全国のゲームセンターで絶賛稼働中/©SEGA

 

 

株式会社セガ [開発支援部] モーションキャプチャースタッフ募集!

◎セガ社内にあるモーションキャプチャーセクションで働くスタッフを募集!!
■募集職種・内容
【モーションデザイナー】経験者歓迎 
・Mocapデータ処理(ポスト処理・キャラクターアサイン・モーションエディット)
【スタジオスタッフ】未経験者可
・スタジオアシスタント(セット組み・小道具制作の手伝い他)
■勤務地
東京都大田区羽田1-2-12


▼詳細は下記採用情報URLまで
http://sega.jp/corp/saiyo/parttime/20130408_2/

 

● この広告に関する問い合わせ先 : 株式会社クレッセント 〒130-0021 東京都墨田区緑3-2-12 TEL.03-5638-1818 FAX.03-5638-1819
● 記載された会社および製品名は、各社の登録商標または商標です。