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理化学研究所×クレッセント

~最先端の研究開発を支えるクレッセントの製品群~

 

「つながる脳」等の著作でも知られる藤井博士

 

VR(バーチャル・リアリティ)を駆使する日本を代表するDr.ブレイン 〜独立行政法人理化学研究所〜


1917年に創設された物理学、化学、工学、生物学、医科学など基礎研究から応用研究まで行なう自然科学の総合研究所、それが理化学研究所(以下:理研)だ。その理研の数ある研究機関の中で脳科学研究センターで適応知性研究チームとBTCC双方向性BMI(Brain-Machine Interface=脳が身体の各部分に指令を下すように脳からデバイスを制御する仕組み)連携ユニットのリーダーを兼ねているのが藤井直敬博士。東北大学医学部で医学博士号を取得しMIT(米国マサチューセッツ工科大学)で研究員を務めたエリート中のエリートの藤井博士だが、お話を伺うと難解な話もとてもわかりやすく説明してくれる。昨年発刊した博士の著書、「つながる脳」(エヌティティ出版)は第63回毎日出版文化賞(自然科学部門)を受賞した名著、そして今年2月に出版されたばかりの「ソーシャルブレインズ入門——<社会脳>って何だろう」(講談社現代新書)は人間関係や社会に組む込まれた状態の脳(社会脳)とは何かを専門家でなくともわかりやすくひも解いている。

 

Vicon 〜定量的実験に最適のツール〜


ヒトと動物の行動をモニターするという実験においてこれまでは手と足を固定しながら行っていた。しかしこれでは他者の介入による影響で脳がどう変化するかという社会性との関わりが観測できない。また、この実験を自由な環境下で行ったとしてもそのツールとして、ビデオ収録では(プログラムの解析に数値化できない)定性的(主観的)な観測結果しか得られない。観測者の主観で被験者の動きを判断してしまうことになる。ところがViconを使用したモーションキャプチャーなら被験者自らも気がつかないような動きも全て捉えることができ、その全てを数値化してコンピュータで解析できる。つまり定量的(客観的)な実験が可能になる、と藤井博士は言う。約5年前にクレッセントから3台導入したのを機にこれまでで計20台を導入。藤井博士の研究開発を大きくサポートしている。

 

HEWDD+3DVIA Virtools 〜同条件の実験が可能に〜


例えば被験者1人が部屋にいる状態で、他者が部屋に入ってきたときにどのような行動を起こすか、脳がどのように変化するかという実験では、複数の被験者が全く同じ条件で同じできごとを経験させるというのはこれまで難しかった。“同じように”は可能だが全く同じに体験させるのは不可能に近い。そうしたヒトとヒトの社会性の影響下での行動パターンを知るためには“同じ体験を与える”ようにするにはどうすれば良いのか?

その答えがHEWDDにあった。異なる複数の被験者にHEWDDを装着してもらい、同条件のデータを送りVR体験してもらう。そこで得たものを数値化するなどの実験環境を構築するのに最適なツールが3DVIA VirToolsというわけだ。

 

藤井博士が執筆した代表的な書籍

 

『つながる脳』(NTT出版/2009年5月15日発売)は、第63回毎日出版文化賞(自然科学部門)を受賞。

また、今年2月19日に発売されたばかりのソーシャルブレインズ入門——<社会脳>って何だろう (講談社現代新書) (新書)は社会脳をわかりやすく解説。