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Vol.116 CEATEC JAPAN 2015開催


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テレビ関連の出展が縮小し、市場性の模索時期に
10月7〜10日に千葉県・幕張メッセで、アジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展CEATEC JAPAN 2015(以下CEATEC)が開催された。昨年まで5日間開催されていたCEATECは、今年は4日間に会期を短縮した。4日間の会期中の来場者は133,048人。昨年の入場者数は150,912人で、初日来場者数22,638人を除くと128,274人。4日間の規模で見れば4,774人の増加となった。
最新コンシューマ製品が紹介されるCEATECへの来場者増加だが、会場内の雰囲気は手放しには喜べない状況だ。昨年以上に不景気感は大きくなっていた。展示フロアは、昨年に引き続き海側の1〜6ホールだけとなり、各社のブースもコンシューマ製品を扱うライフ&ソサエティステージで出展小間数を減らしているように感じられた。ブースに立つコンパニオンの人数も少なくなったこともあり、コンパニオン目当ての“望遠レンズ親父”も少なくなって非常に歩きやすくなった。コンパニオンの甲高いPRの声も減り、各社のブースで競って音量を上げて呼び込むようなこともなくなった。
ライフ&ソサエティステージは、コンシューマ向け展示会であるにもかかわらず、落ち着いたビジネス向け展示会のような雰囲気。各社とも出展面積、出展内容ともに最低限のアピールという感じにとどまった。日立は、一昨年2013年からCEATEC出展をやめ、ソニーも昨年から不参加。今年は東芝が出展を見合わせており、競ってPRするような展示会ではなくなってしまったことも大きいだろう。
デバイスや技術を紹介するキーテクノロジーステージは、これまで同様のビジネス展示会らしさを見せた。ただ、ここにも変化はあり、台湾からの出展ブースは頑張っていたが、中国・韓国の出展ブースはかなり縮小してしまっていた。NEXTイノベーションエリアは、メーカー出展よりも、クラウドコンピューティング・プラザ、NEXTストリート、商工会議所ビジネススクエア、ベンチャー&ユニバーシティエリアなど共同出展エリアで、かろうじてスペースを確保したという印象だった。(2015年11月15日号より)