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Vol.047 MacでWMVに変換!

 

超楽チン!データで遠隔プレビュー


最近、テレビ番組にしてもVPにしても、プレビュー(試写)をする際、プロデューサーやクライアントに、映像データを送って編集した作品を見てもらうケースが増えた。  クライアントが遠方のケースもあるので、DVDに焼いて郵送するよりも、データで送った方が早いし、コストもかからない。
細かい打合せは、もちろん直接会って話をした方が良いのだが、簡単な確認程度ならば、横浜に仕事場を構えている自分にとっては、編集がたて込んできた状況では、相手が都内のテレビ局のプロデューサーであっても、メールでやり取りできるのは非常に助かるのだ。
自分はマシンはMacしか持っていないため、普段は、QuickTimeに書き出して、大容量のデータでも通信できるサービスを利用してきた。(リコーのQuanpは、1ヵ月ごとに費用がかかるが、1度に2GB、合計100GBまでアップロードできるので重宝している)またデータが大きい場合には、MPEG-4ムービーに変換し、データ量を小さくして送っていた。

MacでWMV!


ところが、今回、ピンチがおとずれた!
大阪のクライアントから、QuickTimeではなくて、Windows Mediaファイルで編集データを送って欲しいとリクエストがきてしまった。担当者の中に、QuickTimeだとうまく再生できない人がいるとのこと・・・。しかし通常は、Macでは、Windows Mediaファイルには、書き出しができない。(再生することもできない。)
編集スケジュールから見ても、宅配便で送る時間的余裕は無い。
慌てて、知人に相談した所、QuickTimeをWindows Mediaファイルに変換するソフトがあるという。Flip4Mac WMVというらしい。Macユーザーでは、常識中の常識と言われたが、技術的なことに疎い自分は、そんな魔法のツールの存在を知らなかったし、調べようともしなかった(無知は恐ろしい・・・)。Windows Mediaファイルならば、さほど画質を劣化させず、小さなデータで送ることができる。
そこで、さっそく購入することに決定!

偉くなった我がMac!


ネットで調べてみると、安価な英語版もあるそうだが、基本的な知識のない自分は、しっかりした日本語の説明書がないと、パニックを起こす。せっかく購入しても、ああでもない、こうでもない、と時間だけを費やし、おまけに、イライラして、家族や犬に八つ当たりしてしまうので精神衛生上よろしくない。
ネットの情報によると、日本語版Flip4Mac WMVは、「Flip4Mac WMV Studio」と「〜Studio Pro」と「〜Studio Pro HD」の3種類があるらしい。
ここは、日本語版としては一番安価な(6000円程)「Flip4Mac WMV Studio」で充分と思い、購入手続きを進めると、なんと「現在この製品は販売されておりません」との表示が。
続いて、価格は跳ね上がって、1万4000円ほどの「Flip4Mac WMV Studio Pro」を選んでみると、なんとまた「現在この製品は販売されておりません」との表示。
このままでは購入できないのではないかとの不安の中、機能が格段に優れた「Flip4Mac WMV Studio Pro HD」の購入手続きを進めてみると、これはいける!購入できる!ところが価格は、2万円を超えるお値段。  高価な買い物ではあるが、プレビューが迫っている焦りと、他の選択肢を知らない自分にとっては、もう購入するしかない、、、(もう夜中なので、知人に電話で相談するわけにもいかない)。
腹をくくってクレジットカードで決済をして、指定のアドレスからFlip4Mac WMVを即ダウンロード。  すると、我がFinal Cut Proの「書き出し」の「Quick Time変換」リストになんと先程までなかった「Windows Media」の選択項目が誕生!
Final CutからWMVに直接書き出しが可能となったのだ。自分のMac、Final Cutが少し偉くなったような気になった。コーディングのクオリティが100%のままだと、22MBのものが、クオリティを80%に落とすだけで、5MBとデータ量が小さくなる。しかも、80%のクオリティでも、プレビューのレベルとしては、充分キレイだ。こんな簡単なこと、なぜ知らなかったのか…、もっと早く知っていればよかったと思った。