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導入事例:株式会社モズー(その5)

 Massiveを使ったコラボレーションワーク 〜 NHK大河ドラマ「天地人」〜

 モズーMassiveを使った制作実績を積み上げていく中で、NHK大河ドラマ「天地人」の群集シーンのいくつかを株式会社 オー・エル・エム・デジタル(以下 OLM)とコラボレーション制作を行う事と成った。ドラマという時間の制約が厳しい中で、MoCAPと群集への適用についてスタジオを持つモズーが参加することで効率化され、クオリティを上げ続けられる大きな要因となるためだ。

 

「私達はスタジオがありますので、モーションの撮影から制作までを一貫して行なえます。このワンストップサービスは、制作時間を抑えたりする時にも活用できますし、また、制作を進めていく中でモーションデータが必要になっても対応ができます。MassiveはMoCAPとの連携も考慮して開発されているので、弊社のサービスの一環としても適したツールです。『天地人』においても、OLMさんの方でMassiveから3Delightでのレンダリングを行なう際に、私共にて群集にモーションデータを組み込んでおくことで、作業効率もクオリティも上がります。」

 

 Massiveを使ったコラボレーションは、モズーが持つモーション技術とOLMの制作フローが組み合うことできれいに繋がっていった。

 

 また、「天地人」では群集シーンを3Delightでレンダリングしているが、クオリティを上げるためにRIBを書く必要がでてきたが、このファイルは1フレームに1つ必要となった。その際、プログラムのキャリアを持つ長尾氏はその時に始めて、Render ManのRIBを紐解き一気にRIBを書いてしまうプログラムを作成したという経緯もあった。

 

 

写真上が城を包囲する群集となり、下が攻め込んでいるシーン。双方ともMassiveで群集が作られアニメーションが設定されているが、その動きも自然で、まさに城攻めの迫力をもった映像となった。

(C)NHK 、(C)OLM,Inc.1994、2009.All right reserved

 

 

 

Massiveの機能でBrainと呼ばれる設定画面。このBrainにより、城攻めのために4000-5000名の群集の配置や動きをプログラム的に“AND”や”OR”、そして“走る”“アクション”などの関数を入れる事で制御を行なう事でリアルなアニメーションが可能となる。これ程の群集を制御するアニメーション設定は、プログラムのキャリアとモーションデザインの双方を兼ね備えた長尾氏だからこそ可能であったといえる。 

(C)NHK 、(C)OLM,Inc.1994、2009.All right reserved

 

 

Massiveで設定した兵士の動きの遷移の画面。Agentと呼ばれるキャラクタにどういったシチュエーションで戦いのアクションを起こすかなども、リアルタイムで適応でき、動きの確認も可能となる。 

(C)NHK 、(C)OLM,Inc.1994、2009.All right reserved

 


 

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